INTERVIEW

キロクル ユーザー事例インタビュー
株式会社メトロプロパティーズ様

株式会社メトロプロパティーズ

株式会社メトロプロパティーズ

リテール事業部 企画・管理担当
アシスタントマネージャー

加藤大成 様

株式会社メトロプロパティーズ様

東京メトロの駅ナカ店舗(Echika、Echika fit、メトロピア)、東京メトロが所有する駅ビルなどの商業施設の運営管理、企画・開発、リテール事業を行う株式会社メトロプロパティーズ様では、同社の飲食店でキロクルをQSCチェック等にご利用いただいています。運用責任者である加藤様にお話を伺いました。

キロクルで、店舗チェック業務の意味合いが変わりました

当社でのキロクルの用途は今のところ3つです。

まず1つ目はQSCチェック、これが主な用途です。2つ目は備品の状態チェックですね。たとえば店内で使っているタッパーが欠けているな、とか。3つ目は、外部委託している衛生検査でマイナスの項目があった時に、問題とされた項目がきちんと改善に向かっているかということを追いかけ調査しているのですが、その記録媒体としても使い始めています。

われわれの目下の業務は飲食店ですが、鉄道会社がバックグラウンドということで、おいしさや清潔さだけでなく店舗環境の安全性についてもかなり気を遣っているんです。

レポート作成がゴールではないのに・・
というジレンマからの解放

リテール事業部 企画・管理担当 アシスタントマネージャー 加藤大成 様

リテール事業部 企画・管理担当
アシスタントマネージャー
加藤大成 様

これまでは、店舗でチェックすべき項目を全部エクセル上でフォーマット化して、それを印刷してお店で手書きでチェックを行い、その紙を見ながらまたエクセルに入力しなおして、そしてそれをまた印刷して上司のハンコをもらう・・という手順を踏んでいて、とにかく時間がかかっていました。

巡回するそれぞれの店舗でかなり神経を使ってチェック項目を確認し、それらをどう現場のスタッフに伝えようか、などと考えながら記録を取って、そこから本社に戻ってレポートを作成する作業がまた自分を消耗させて、上司のハンコをもらった段階でバタッと倒れる・・本来であれば記録したデータの分析をして、どこが悪いのか要因を拾って改善につなげるという一番肝心なところが実はできていないということをストレスに感じていて、本当は改善をやるために記録をつけているはずが、記録つけるのが目的のようになっていた状態でした。

キロクルを導入したことで、こうした作業負荷や、やりたいことまで辿り着けないジレンマから一気に解放されたという感覚がありますね。

自動レポート機能で、すぐに分析、すぐに共有
店舗改善の道筋を「定量的」かつ「具体的に」つかむ

キロクルを導入してからは、巡回をして記録をつける作業に関してはもう作業時間は目に見えて減っていますので、業務がすごく楽になったというのがまず一つあります。

そして今、私は各店舗の副店長への指導も担当しているのですが、その時にキロクルのレポートがものすごく役に立っています。
キロクルのレポート見ながら、直近3ヶ月の同じ項目で3回とも悪かったところから内容を確認していきます。次は直近2回、悪かったところ。最後は直近1回だけ悪かったところ・・・と課題をすべて副店長本人と一緒に確認をして、優先的に取り組まなきゃいけないのはここだよね、という認識の共有を、データが可視化された状態でできるところがすごく大きいと感じています。

以前も一応レポート化はしていましたが、今のように写真の添付はできていなかったので、課題となるポイントが実際にどう悪かったのか?ということがなかなか伝わりづらかった部分がありましたし、時系列に整理されたデータもなかったので、そこが今は定点観測的に良い/悪いというのが見えるようになったことで、私としてはすごく伝えやすくなった。さらに次の段階では、このレポートを見て副店長たちが自発的に課題改善をしてくれるようになるとさらに良いなと思っていて、そこに持っていけるように今、取り組んでるところです。

店舗
アプリ

店舗チェックの本来の目的は、スタッフの成長と売り上げUP

レポートを作成して上司にハンコをもらうところでバタッと倒れてるような以前の状態では、せっかく作ったレポートがお店に展開できずじまいになってしまい、次の月が来てまた記録を取り始めるという繰り返しになりがちでした。 キロクルを使うようになってからは、記録作業をすれば自動でレポートを送ってもらえますし、レポートが出たらすぐ、当日中にはお店に配布して各自見てもらって、その内容を踏まえた状態から研修だとか店長会議で話し合えるようになったので、そこが大きく変わったところかなと思います。

正直に言いますと、キロクル導入前は記録をつけるところまでがゴール。で今は記録をもとにお店をどう改善していくかというディスカッションができるようになっている。業務のゴールが変わってきていると思います。こうした変化で、店舗改善のスピードと質が上がれば、もちろん売り上げUPにも繋がると思います。

システムありきではなく「現場の要望」を聞いてくれる安心感

アプリの使い勝手も今は全く問題ありません、120点ですね(笑)。
新しいサービスということもあり、改善要望を積極的に聞いていただきながらバージョンアップされてきたと思うのですが、こちらが業務のここで困ってるよ、ということきちんと聞いてくれて、それに対するレスポンスがすごく早いなと感じています。他のデジタルサービスも利用していますが、やはり、何「年」というスパンで完成させてくといったシステムの改修の仕方をするところが印象としては多いのですが、キロクルはたった半年間というものすごいスピードで完成度を上げてくれましたね。今後の進化も楽しみです。