INTERVIEW

キロクル ユーザー事例インタビュー
株式会社Blanc(ブラン)様

株式会社Blanc(ブラン)

株式会社Blanc(ブラン)

取締役 事業統括本部長
宇都木 様

店舗運営本部 マネージャー
木下 様

株式会社Blanc様

まつげエクステ専門サロンの先駆けであり、国内外に112店舗を展開する 株式会社Blanc(ブラン)様。キロクルのサービス黎明期から、お客様としてはもちろん、キロクルの重要な機能についてのご要望・フィードバックをいただいた、開発パートナーとも言えるほどの存在です。導入決定と運用に関わるお二人にお話を伺いました。

「QSCチェックができていない」という現状認識からのキロクル との出会い

店舗運営本部 マネージャー 木下 様

店舗運営本部 マネージャー
木下 様

木下様:
私自身、キャリアを通じて多店舗の展開する業態で仕事をしているのですが、当社入社時も全国展開の中でマネージャーが結構多くいて、それぞれがエリアを管轄するとなった時に、月に1回、もしくは2回しか同じ現場に行けない中でいかに店舗の状況を正確に把握するか・・この重要性をあらためて感じていました。

ですが仕組み化された取り組みはできていませんでした。ではどうしているのかといえば、エクセルとかですね、そういったものでやっている。ですがそういった方法では、マネージャー各自からすると、自分のエリアのことはわかっても、隣のマネージャーのエリアがどうなっているかは分からない。巡回した時のチェックリストは統一されたものがあるんですけども、各項目の評価といえば「○×△」、でマネージャーごとの感覚的/定性的な部分でしか見られない。やはり各店舗の良いところ、悪いところが客観的かつ端的に「見えるもの」が欲しい・・「ビジュアルで見える物」というのが一番強いだろう、と考えている時、キロクルをご紹介いただきました。あらゆる店舗で取った記録が一括で管理できる、これが一番私にとっては魅力的でしたね。

宇都木様:
エクセルをベースにした管理では、毎度の上長への報告メールにQSCレポートも添付されているという感じなので、十数人のマネージャーたちが毎日それぞれの店舗に行ってエクセルをまとめ「こんな感じです」とメールで送っておしまい、という状態。報告を受ける上司のほうも、一応メールチェックはするけれども、毎日大量の報告を受けることになりますから、それぞれへのフィードバックもなかなかできずにただ「報告業務」だけがなされて、そこから生まれるものもない、という状況でした。

QSCチェックは「売り上げに直結」

取締役 事業統括本部長 宇都木 様

取締役 事業統括本部長
宇都木 様

宇都木様:
サービス業は・・飲食業もそうだと思いますが「お店が綺麗なところ」が必ず売り上げを上げるんですね。お店が汚いところで売り上げが上がってるというケースはやっぱりありませんよね。だからお店の乱れが売り上げに直結するということはキロクルの導入前から社内の共通認識として持っています。

ですので今度は「店舗の綺麗さとは、どこがどうなっていることなのか?」 という話になるのですが、キロクルを使うと、これまでのチェックリストだけでは項目化しづらいようなものも、写真を撮ることで簡単にチェック対象にできるので、着目ポイントをどんどん増やしていけるんですね。たとえば看板に書かれた手書き文字の写真を共有したりとか、ドレッサーのゴミ箱とか・・そういった汚れがちなところを全部チェック項目として共有して、フィードバックして振り返って、同意していく・・というようなスキームを取ることができれば、売り上げもアップしていくと思っています。

店舗

多機能すぎるサービスは「逆に使えない」

宇都木様:
多くのシステム・・・キロクル以外にも色々なシステム会社さんとお話しさせていただく中で、キロクルはお客様目線からの意見を一番重要視していました。 システム側の「箱の中」で作られているのではなく、より現場の意見を重要視されたサービスという印象ですね。

ありがちだと思うのが、いろいろな機能を満載して値段が上がる、しかし機能が多すぎて使いこなせず、使い方を覚えるのにどれだけ時間がかかるんだろう・・現場に浸透させるにも大変な工数がかかるぞという中で、結果的に手持ち無沙汰な機能ばかりになってしまう、とはいえこれまでかけた費用的にも使い続けるしかない・・といったケース。

一方でキロクルはとにかくシンプルに使いやすい、現場寄りのサービスにしていただいたので、こちらの声を反映されるという部分に関して非常に満足しています。そしてアップデートがすごく早い。大手さんだと要件定義から行くと1年ぐらいかかるようなものが、数週間で「できました!」と。ものすごく早いです。

業務に寄り添っているからこそ「余計な機能がない」

木下様:
キロクルで一番いいのが、余計な機能がないという点なんですよ。本当に記録に特化しているので、私も何人かに使い方を説明して、その後どうだった?と聞いたのですが、「何も問題ないです」という声がほとんどなくらい使いやすい。 本当に無駄がなく、これだけやれば全部完了!という。

宇都木様:
私は使い方の説明自体していないですね(笑)。本当に見た通り、感覚的にわかる作りになってるので、それは導入する側としてもすごく楽です。
使い方説明のために会議や打ち合わせの時間をとって、メーカーさんから頂いた資料を見せて「これはこういう機能だからこうやって使ってね・・」と説明しても、現場に行ったらまた「どう使うんですか?」となって時間をすごく取られる・・・というのが普通のシステムだと思うのですが、キロクルはもうただただモノを渡せばその通り使ってもらえる、それはすごくありがたいですね。

スキルチェックにもキロクル?

木下様:
今はまだトライアル利用の段階なので、キロクルの導入店舗数は20店舗くらいなのですが、今後、導入店舗が増えることによってデータが集まってきたら、店作りで重要な項目を「これが良いもの/悪いもの」というのがわかりやすくまとまったマニュアルを作りたいとも思っています。

また、スタッフのスキルチェックはこれまでのQSCチェック同様、エクセル管理になっているのが現状なのですが、それをキロクルさんのほうでうまくできるようにならないか・・というのをSSTさんと意見交換させていただいています。そのあたりも含めこれからの展開が楽しみですね。