USE CASE

使用事例

登塾管理

登塾管理安全安心メール発展の社会的背景と求められるハードウェア選択のすべて

市場背景

共働き夫婦の増加等子供を持つ親の労働環境が変化し、教育環境の変化から塾通いが一般的になる等子供を取り巻く環境が大きく変わりつつあります。そのような環境変化により子供が一人で活動する時間が長くなる中で、子供が被害者となる犯罪の増加といった社会環境の変化もあり平成17年には内閣府、警察庁、文部科学省、経済産業省による「学習塾に通う子どもの安全対策推進委員会」が設置され「学習塾に通う子どもの安全確保ガイドライン」が発表されました。この中で学習塾に通う子どもの安全対策の具体策のひとつとして「子どもの登塾、退塾(入室、退室)の正確な時刻を保護者に告知するために、可能な範囲で設備・システムの構築に努める」ことが示され各塾では通塾時の打刻管理システムの導入が進むと共に、保護者への安全・安心メールの配信に積極的に取り組んでいます。

プレーヤーの参加者分類

安全・安心メールは鉄道会社が改札を通過したタイミングでメールを送信するサービスを開始したことから注目を集めました。現在では交通機関だけではなく塾、公共施設、学童保育の現場で広く採用されています。
安全・安心メールを提供しているサービサーは安全・安心メール専業ベンダだけではなく、塾の生徒管理(業務管理)ソフトウエアを提供するクラウドベンダ等もサービスの一部として提供を始めています。

ハードウェアの位置づけ(打刻手法)

安全・安心メールを送信するタイミングを計る方法には比較的長距離(数m程度)の通信距離を持つRFIDを利用する方法と、汎用的なNFC非接触ICカード(例、FeliCa)を利用する方法が主流です。

RFIDを利用する方法

RFIDのメリットは通信距離が長く、子供がわざわざ意図的にカード等をリーダにタッチすることなく通過するだけでトリガをつかめることにあります。このため子供のタッチ忘れによる漏れが少なく、また、大人数を一度に処理できることもメリットとなります。
しかしながら本方式ではRFIDリーダが高価で、かつ、設置工事が必要な場合も多いためコスト的な課題があります。また、一定距離でデータが送受信できることからプライバシーの問題が課題として指摘される場合もあります。

汎用的なNFC非接触ICカードを利用する場合

この方式では子供が意図的にカードを非接触ICカードリーダにICカードをタッチする必要があります。従って塾等では登塾退塾管理にあわせて安全・安心メールを導入する例が増えています。この方式のメリットは非接触ICカードリーダのコストで現在では安価な非接触ICカードリーダが登場しており設置コストも低いことから採用が進んでいます。
また、非接触ICカードの利用は交通系カードの利用で親しみがあるため特別な説明が不要な点もメリットです。

ピットタッチシリーズの優位性

登塾退塾管理と安全・安心メールシステムにおける豊富な実績

弊社ピットタッチシリーズは非接触ICカードリーダの端末として多くの安全・安心メールソリューションベンダに採用を頂いております。また、ご採用頂いている塾の中には全国1000箇所以上の教室を持つケースもあります。

ハードウェアが業界でも安価かつ導入コストが低い

ピットタッチシリーズはこれまでの非接触ICカードリーダに比べ比較的安価でありネットワーク対応の独立型非接触ICカードリーダのため設置コストも不要である点が評価されています。
機器にネットワーク情報を事前に設定すれば、設置場所でケーブルを接続するだけで利用できることから設置業務コストや、設置期間を大幅に削減できます。例えば全国数百箇所の塾を持つ企業の例では、事前に設定した端末を設置箇所へ郵送しケーブル接続するだけで利用できたことにより導入期間は一ヶ月程度で完了した実績があります。
また、ピットタッチプロはUSBポートに無線LANアダプタや、モバイル通信モジュールを接続することでワイヤレスでの利用も可能です。

システム連携が容易

ピットタッチシリーズはサーバとの通信に標準のインターネットプロトコルであるHTTP/HTTPSを採用しており、サーバ側の実装も一般的なWeb技術者であれば簡単に開発することが可能です。

資料ダウンロード

登塾管理・安全安心

最新事例に見る安心安全メールセンターの導入実態(多摩大学附属聖ヶ丘中学高学校様)

対応製品ラインナップ

PitTouch Pro3 登降園パッケージ
PitTouch Pro3
PitTouch Biz

SSTの製品の活用をご検討の方

SSTの製品を使った
ソリューションをご検討の方

ソリューションベンダー
一覧

SSTの製品に関するお問い合わせ

お問い合わせフォーム

取扱説明書など
各種ダウンロードはこちら

製品サポートページ